第63回島根県保育研究大会~R4.12.17~

令和4年12月17日に、島根県大田市にある市民会館で第63回島根県保育研究大会が行われ、島根県知事をはじめ松江市、出雲市、大田市、江津市、益田市と多くの保育関係者の方が参加されました。

浜田市保育連盟からも多くの方が参加していただき、保育部会研究委員さんの最後の研究発表の応援をさせていただきました。

そして、開会式では表彰状の贈呈があり、浜田市保育連盟からも4名の方が表彰されました。

永年勤続表彰の表彰状贈呈式があり浜田市保育連盟では4名の保育士が表彰されました

〇 三隅保育所  渡邉さやか 保 育 士    【勤続年数】 16年

〇 岡見保育所  平川弘子 主任保育士 【勤続年数】 22年

〇 くもぎ保育園 長谷川真琴 保 育 士   【勤続年数】 20年

〇 くもぎ保育園 柴田琴絵 保 育 士    【勤続年数】 16年

4名の皆様、誠におめでとうございます!

研究発表は、島根県保育研究大会の参加者全員(357名)の前での発表となりました。

発表は、松江市保育研究会、出雲市保育協議会、浜田市保育連盟の3団体で行い発表後は、島根大学副学長の肥後功一先生に、今までの取り組みや、研究内容について講評をいただき、会場の人たちとの質疑応答などを行いました。

【山﨑会長より】

 研究発表を行うにあたり研究委員をはじめご協力いただいた各施設のたくさんの方々に先ず以ってお礼申し上げます。全国大会、中国大会、県大会とも、コロナ対応という制約の中ではありましたが、成長し続ける子ども達への思いが充分に詰まった研究内容となり素晴らしい発表となりました。 そして、今大会で発表等をして頂きました研究委員の代表の先生方々に最大の賛辞を送らせていただき、この発表がこれからの保育に生かされることを願い、私からの挨拶とさせていただきます。

【研究委員より】

保育研究委員会の取り組みについて
                     浜田市保育連盟 保育部会 研究委員会
  
浜田市保育連盟保育部会は、令和3年度島根県保育研究大会および中国・全国大会への提案発表に向けて、平成31年度より研究委員会を発足しました。

「新たな時代の保育実践 ~すべての子どもにむけて~」自分とみんなを大切にする浜田っ子 を主題に、浜田市保育連盟全園(20園)で、日々の保育の中で“子どもたちの遊びの状況や保育環境について”話し合いました。

今回は私たち保育者が行うことができる、3歳未満児の保育の環境(人的環境、物的環境、自然等)について考え子どもたちが健やかにのびのびと育ち、自分とみんなを大切にする等の自己肯定感を育むために、共通のテーマを決めて、3つの視点  ⑴職員の共通認識 ⑵保育者の関わり ㋐見守り ㋑スキンシップ  ⑶家庭との連携に分かれ、それぞれの園の実態に応じて、実践の情報を共有しながら研究しました。

研究を進めていくなかで、各視点で様々な成果と課題が見えてきました。自分の保育を振り返り、より良い保育に向けて、他園の保育者と意見を交わすことができました。

自分では気づくことができなかった自園の保育の価値やそれぞれの保育感に触れられたことは、課題に対する手がかりを得ることに繋がったように感じます。

現代の多様な保育の可能性や変化していく時代の中で、保育の原点について考えることができたように思います。

令和3年度の研究発表予定が延期のため、長期にわたりご協力いただいた全園の皆様ありがとうございました。

今年度の研究発表の機会となり、浜田市保育連盟研究委員会で貴重な経験をさせて頂きました。

そして、各大会でいただいた皆様からの意見を今後の保育へ活かし、「自分とみんなを大切にする浜田っ子」となるよう取り組んでいきたいと思います。