第63回島根県保育研究大会 ~すべての人が子どもと子育てに関わりをもつ社会の実現をめざして~

今年は、中国地区大会、全国大会と大きな大会で研究発表を行ってきましたが、

今回は、島根県大田市で島根県保育研究大会に参加し、最後の研究発表をさせていただきました。

関わっていただきました関係者の皆様、そして大会を開催していただきました

スタッフの皆様、誠にありがとうございました。

来年度の島根県保育研究大会は益田市で開催予定となっておりますので、是非また参加させていただけたらと思います。

【 研 究 発 表 】 

「新たな時代の保育実践 すべての子どもにむけて」~自分とみんなを大切にする浜田っ子~

・約4年の歳月をかけて作り上げてたものです!

~保育研究委員会の取り組みについて~  浜田市保育連盟 保育部会 研究委員会

  浜田市保育連盟保育部会は、令和3年度島根県保育研究大会および中国・全国大会への提案発表に向けて、平成31年度より研究委員会を発足しました。

「新たな時代の保育実践 ~すべての子どもにむけて~」 自分とみんなを大切にする浜田っ子を主題に、浜田市保育連盟全園(20園)で、日々の保育の中で“子どもたちの遊びの状況や保育環境について”話し合いました。

今回は私たち保育者が行うことができる、3歳未満児の保育の環境(人的環境、物的環境、自然等)について考え子どもたちが健やかにのびのびと育ち、自分とみんなを大切にする等の自己肯定感を育むために、共通のテーマを決めて、3つの視点⑴職員の共通認識 ⑵保育者の関わり ㋐見守り ㋑スキンシップ⑶ 家庭との連携に分かれ、それぞれの園の実態に応じて、実践の情報を共有しながら研究しました。

研究を進めていくなかで、各視点で様々な成果と課題が見えてきました。自分の保育を振り返り、より良い保育に向けて、他園の保育者と意見を交わすことができました。自分では気づくことができなかった自園の保育の価値やそれぞれの保育感に触れられたことは、課題に対する手がかりを得ることに繋がったように感じます。現代の多様な保育の可能性や変化していく時代の中で、保育の原点について考えることができたように思います。

令和3年度の研究発表予定が延期のため、長期にわたりご協力いただいた全園の皆様ありがとうございました。今年度の研究発表の機会となり、浜田市保育連盟研究委員会で貴重な経験をさせて頂きました。そして、各大会でいただいた皆様からの意見を今後の保育へ活かし、「自分とみんなを大切にする浜田っ子」となるよう取り組んでいきたいと思います。

【山﨑会長より】

 研究発表を行うにあたり研究委員をはじめご協力いただいた各施設のたくさんの方々に先ず以ってお礼申し上げます。全国大会、中国大会、県大会とも、コロナ対応という制約の中ではありましたが、成長し続ける子ども達への思いが充分に詰まった研究内容となり素晴らしい発表となりました。 そして、今大会で発表等をして頂きました研究委員の代表の先生方々に最大の賛辞を送らせていただき、この発表がこれからの保育に生かされることを願い、私からの挨拶とさせていただきます。